2006年製 スタートライン・ノンステップバス

2006年、大阪エリアや広島エリアにデビューした、当時の直鉄バスでは最新鋭を誇る、新型車両です。

中扉に電動スロープを採用、運転席からのワンタッチ操作で中扉の床下に設置してあるスロープが自動的に出てくる仕組みで、導入当初は画期的なシステムでした。

また、日本の主要メーカーにはない、欧州のバスに見られる様なデザインに直鉄職員やバスファン、沿道を行く人たちから注目の的でした。

2020年になり導入から14年が経過したため、同年1月2日をもって廃車となりました。


2007年製 スタートライン・ワンステップバス

2007年に直鉄バスに導入されたのが、こちらの車両です。

1年前の2006年に導入された、スタートラインと違い、この車両はワンステップバスで、乗降の際に1段の段差がありますが、

車内は平らとなっていて、デッドスペースがないため、座席定員を多く取れることから、導入に至りました。

中扉はLRTでよく採用されているプラグドアが使われていて、その分、ドアの戸袋部分を作らなくて済みました。

2020年になり導入から13年が経過したため、同年1月2日をもって廃車となりました。


2007年製 スタートライン・CNGワンステップバス

上記した車両のCNGタイプの車両で、同じ2007年に導入されました。

2020年になり導入から13年が経過したため同年1月2日をもって廃車となりました。


2008年製 スタートライン・ワンステップバス

2008年度に導入された、ansin社製のスタートラインです。

前面の窓のスタイルやワイパーなどが変更となり、前面窓の真ん中に支柱がないスッキリとしたデザインが特長です。

2020年になって導入から12年が経ち現在は豊岡営業所5台、練馬営業所6台が活躍しています。


2012年製 スタートラインCNGワンステップバス

2012年に、4年ぶりに直鉄バスに導入された、CNG天然ガスを燃料としたタイプの車両です。

CNGと言う特別仕様のガスタンクと座席定員の確保からワンステップバスが採用されました。

LED式の行き先表示が主流ですが、直鉄バスでは伝統の一つとして引き続き、本車両でも方向幕式の行き先表示器が採用されています。

車体の長さは10.5mで、大阪・兵庫・京都・東京・広島エリアで活躍しています。


2015年製 スタートライン・フルフラットノンステップバス
2015年度に直鉄バスに導入された、ansin社製のバスの中で一番、新しいタイプの車両です。

本車両からデザインが変更、スタートラインの特長である、丸目型デザインは継承しつつ、新たなスタイルとなり、タイヤ周りも直鉄のカラーリングが施してあり、そのタイヤ周りはまるで水が流れている水車のようで、ansin社を立ち上げた、ADCさんの哲学的、なおかつ斬新なデザインとなっています。

また、本車両は前部から後部まで段差がない、フルフラットタイプのバスであり、後部まで詰め込みが効くために、これまでワンステップバスを積極的に導入してきましたが、多くの乗客に対応すべく、本車両が選ばれました

車体の長さは10738mでこれまで導入されてきた、スタートラインより全長が少し長めになっています。

大阪・京都・東京・広島・和歌山エリアで活躍しています。


2021年製 Startline Hybrid



・画像の車体は全て、架空のバス製造メーカーansin社のADC様に作っていただきました。